ベース契約
BASE CONTRACT
ベース契約
ベース契約(アメリカ米軍用民間住宅)とは、横須賀米軍基地勤務関係者との賃貸契約の事を指します。
ベース契約向け物件に関し、事前に検査を受け、この検査に合格した物件に限り、ベース契約が出来る物件として承認されます。
基地内にある住宅施設は家族、既婚者の方が優先となり、独身の方は4人相部屋の寮、もしくは船の中に住むしかありません。ですが軍に定められた条件をクリアしている方は外に住む許可がもらえます。
もちろん、既婚者、お子様がおられるファミリーの方も、せっかく日本に来たのだから、日本の民間住宅に住むことをご希望される方もいますので大きな一軒家なども必要となります。
ベース契約は、通常賃料相場の1.2〜1.6倍の賃料が見込めるなど、メリットがあります。
横須賀だからこそできるベース契約、ぜひとも資産運用に役立ててみてはいかがでしょうか?
Difference with the japanese contract/日本人契約との違い
Merit vs Demirit
メリット
・収益性が高いベース契約では契約形態が少し違う為、一般の日本人向けの賃貸相場より20%〜40%高く貸し出せます。
・家賃の滞納が家賃は軍が支払っているため、船の出入港に応じて遅滞する
ほとんど無いことはあっても、滞納することはほとんどありません。
・立ち退き問題が2年から3年の任期で日本に来ているので任期が終わるとほとんど無い移動する為,占有され続けることはありません。
デメリット
・敷金の取り扱いはベース契約では、通常入退去の際の室内清掃等はオーナーが負担、またよほどの破損が無い限りオーナー負担になります。(その分家賃に反映されています。)
・突然の退去連絡は、軍人のため有事の際は突然に退去することがあります。契約書にも退去通告は10日前と記載されています。
・家賃の遅延はメリットにも記載してありますが、船の出入港により遅滞する場合があります。間違いなく回収できますが,場合により2、3ヶ月遅れる時もあります。
Flow of the contract
入居者の契約までの流れ
ベース物件登録までの流れ
Basic condition/基本条件
・防虫網戸が各々の窓又はドアーに常備されている事。
・風呂場、台所等に給湯設備が施してある事。
・和、洋式を問わず、水洗トイレ構造である事。
・各々の部屋に天井灯が常備されている事。
・人種差別をしない事。「米合衆国民法に定める、人種、性別、宗教に基づく差別待遇禁止令」は当基地にも適用されます
ので、差別する家主から提供される物件の容認は出来ません。
・独身者、又は、子供の多い家族の賃貸にも協力する事。
・「前家賃」、「敷金」、「礼金」、「不動産手数料」などの4ヶ月前払い。(ペットがいる場合は敷金2ヶ月も可)
・全ての賃貸契約は、米軍の指定契約書を使用する事。 指定契約書使用の際は事前に米海軍横須賀住宅部の認可が
必要です。
・賃貸家屋は間取りが2DK以上(15坪)の物件を希望致します。
・駐車場の完備。(駐車場が無い場合は他に賃借する事も可。但し、家賃に含まれるものとします。)
・退去時の清掃代は、居住者が綺麗に掃除している場合、請求できません。
・最低3年間は賃貸可能な物件である事。
・階段に手すりが設置されてある事。なお、屋内・屋外を問わず階段があれば、両方とも手すりが必要です。
米軍民間住宅課 より抜粋
